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ファニーキンキー
第4章 それは弁当


保健室で真っ赤になった腕をアイシングしていると恵衣子と椎ちゃんがお迎えに。

「男子バスケが決勝戦だよ!!」

コートの周りは応援する生徒たちで埋まり、女子のキャーキャーする声がヒートアップする。

「すごい盛り上がってるねー。ふふっ」

「あっ。あたし場所取ってもらってるから、そっち行くね」

恵衣子ひとり応援する生徒に混ざって行った。競技だけじゃなくて応援にも熱が入ってるね。

「椎ちゃん、あっち行こっか?」

全ての試合が終わった女子コートを横切りステージの上にふたり並んで腰かけた。

「寧奈はそばで応援しないの?ふふふ」

「翔太郎にうっかり近づくと、とばっちりを受けるんだよね…」

選手たちが右に寄ったり左に寄ったりして試合が流れていく様子を遠くに見ながら、先程のバレーの試合で上級生から集中攻撃を受けた話をする。

「もっと堂々としちゃえばいいのに。“あたしが彼女よ!”って。うふふっ」

「そんなアピールしなくていいよ……突然、彼女じゃなくなるかもしれないし…」

「え?どして?うまくいってないの?」

「い、いや。わかんないけど、ほら、モテるから翔太郎」

足をぶらぶらさせながら、椎ちゃんの問いをはぐらかす。

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