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ファニーキンキー
第6章 それは先輩
倒れ込んた時に打ち付けた肘が痛い…身体をさすり他の打撲箇所を調べていると、足音が近づく。
「だ、大丈夫?……ご、ごめんね」
背後で先輩の声がする。
反省する脳みそはあるんだ?クスっ。気が強いのに、可愛いとこあるじゃん…
「あーだいじょぶです。それよりここ、血が出てるか見てください」
座って背を向けたまま、こめかみの辺りを擦る。
先輩が対面に回り、しゃがみ込んで顔を覗こうとした時…
両肩を軽くトンッと押してやると、壁を背にしていとも簡単に尻もちをついた。
「きゃっ」
腿の上にまたがり、肩を壁に押し付ける。あたしはヤケクソになっていた。
「“きゃ”なんてカワイイじゃないですか?センパイ」
「ちょ…なにすんのよ!」
「カワイイ顔が台無しですよ?センパイ」
「え?…な、なに?」
先輩の白く透き通るような首に唇をあて、耳まで舌先で舐め上げる。
「やっ…」