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ファニーキンキー
第7章 それは純白
「あの人は…んー、なんていうか、しつこくてさ…断っても諦めてくれなくて、んで1回やったら諦めるって言い出したから…」
「は、ぁ…」
とりあえず、やることはやったんですね…
「俺、寧奈を感じさせられなくてショックでさ……男としてダメなのかなって自信無くなって…だから…試してみたくなって…」
段々と声の小さくなる翔太郎の話に、全体像が見えてきた。ははーん、話が繋がってきたぞ。
1回だけって話だったのに彼女気取りになった先輩は、翔太郎に冷たくあしらわれてパチーン!からの、あたしが邪魔でパチーン!ってとこか?
ええええっ!あたし、まだフラれてなかったんだ……
「ブリーフ穿いたら寧奈が感じるって話いまいち理解できなくて…しかもこんな、じいさんが穿くようなやつ嫌だし。でも、こんなこと大したことないって思ったり…恥ずかしいし…すごく悩んだ」
ちょっと待って!ここで拒否られるんか?もうやだ…気持ちが上がったり下がったり…吐きそう。
「もう…帰っていいですか?」
「待って、穿くよ。そうしないと先に進めないだろ」
「え?マジで?」
「穿くから、ちょっと待って」
白いブリーフをガサガサと袋から取り出し、床に広げる。
勢いよく制服と下着を脱ぎ捨て、全裸になるとブリーフの前に正座をした。