この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ファニーキンキー
第9章 それは翔太郎


「女装はまた今度ね。けど翔太郎、結構似合いそうだから、笑えないかもよ?」

「えっ?穿かなくていいのか?」

「うんっ」

嬉しそうに笑顔を溢すあたしを見た瞬間、いや~な予感がしたんだろうね、悪寒が走ったのかな?

ふいっと顔を逸らして、テレビのリモコンの電源ボタンを押した。

ハハっ…上手くいかないね。

ヤダヤダ!って騒がれるほど加虐心が沸き上がってくるけど、何事も無かったかのようにスルーされちゃったら、あたしだって無理強いは出来ない。
傷つけるためにやってるんじゃないもん。

そこに愛が無ければ意味がない。

“醜態プラン、いつ思いつく?”ってあんなにしつこく聞いてきたのに……

そんなに焦らなくてもいっか。
テレビを見ている翔太郎の腕に背中を預けるように寄りかかった。

「違うプラン考えてくるね」

翔太郎はするりと抜いた腕をあたしの肩へとまわして、手を重ねてきた。さり気なく触れてくるところが、こなれてる。

慰めてくれてるんだ…?
別に大丈夫だよ、こんなの慣れてるし。

あたしの方こそ、なんか…ごめん。

/184ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ