この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私と貴方の甘い蜜
第10章 初めてのケンカ
「三咲さーん、昼休み終わったら土日のイベントの打ち合わせするよー」
「はい!よろしくお願いします」
総一郎さんの誕生日も無事にお祝いできて、来週の旅行という楽しみを糧に働いていた。
「三咲ちゃん、今日もめっちゃ働くね」
長谷川さんが感心と呆れを混ぜたような声で言った。
「はい!私は今、代休というにんじんを糧に生きる馬です!」
「……うん。ちょっと何言ってるか分かんないけど。やる気は伝わってきた。でも、そろそろ休まないと。お昼行こう?」
お昼に誘われたので、今日はお弁当を持ってきてないので、買いにいきますと言うと、じゃあ食べに行こうとなった。
「近くによさげな店できたからさ、行ってみない?」
「ぜひぜひ!」
「めっちゃ行きたいー。超行きたいー」
行きたいと私が言うより先に声が聞こえたので驚いて振り向くと、田代さんと山下さんだった。
営業のお調子者コンビだ。
「は?あんたら誘ってないから。散れ」
「なんでだよー、連れてけよー」
「俺らもたまにはオサレなとこでランチしたいよー」
粘る二人に冷たい視線を向ける長谷川さん。
「あの……時間もったいないし、みんなで行きませんか?」
「三咲ちゃん、女神!」
「ありがとう!さぁ、そうと決まれば出発だ!」
私が提案すると二人が目を輝かせてこちらを向き、意気揚々と支度を始めた。
「……面倒になったでしょ?」
「時間は有限ですからねぇ」
「確かに。じゃまだけど仕方ない、あいつらに奢らせてチャラにしよう」
長谷川さんがそう言って笑いながら出口に向かったので、私も急いで支度をして後を追った。
「はい!よろしくお願いします」
総一郎さんの誕生日も無事にお祝いできて、来週の旅行という楽しみを糧に働いていた。
「三咲ちゃん、今日もめっちゃ働くね」
長谷川さんが感心と呆れを混ぜたような声で言った。
「はい!私は今、代休というにんじんを糧に生きる馬です!」
「……うん。ちょっと何言ってるか分かんないけど。やる気は伝わってきた。でも、そろそろ休まないと。お昼行こう?」
お昼に誘われたので、今日はお弁当を持ってきてないので、買いにいきますと言うと、じゃあ食べに行こうとなった。
「近くによさげな店できたからさ、行ってみない?」
「ぜひぜひ!」
「めっちゃ行きたいー。超行きたいー」
行きたいと私が言うより先に声が聞こえたので驚いて振り向くと、田代さんと山下さんだった。
営業のお調子者コンビだ。
「は?あんたら誘ってないから。散れ」
「なんでだよー、連れてけよー」
「俺らもたまにはオサレなとこでランチしたいよー」
粘る二人に冷たい視線を向ける長谷川さん。
「あの……時間もったいないし、みんなで行きませんか?」
「三咲ちゃん、女神!」
「ありがとう!さぁ、そうと決まれば出発だ!」
私が提案すると二人が目を輝かせてこちらを向き、意気揚々と支度を始めた。
「……面倒になったでしょ?」
「時間は有限ですからねぇ」
「確かに。じゃまだけど仕方ない、あいつらに奢らせてチャラにしよう」
長谷川さんがそう言って笑いながら出口に向かったので、私も急いで支度をして後を追った。