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姉ちゃんと○○○
第12章 姉ちゃんと朝まで
姉ちゃんは僕の腕の中で呟いた。
「ダメね…私って…」

「どうして? 姉ちゃんは全然ダメじゃないよ」
僕は姉ちゃんに言う。

姉ちゃんはいつも、僕にとって素敵な姉ちゃんだ。

「ダメな姉だよ…私って。 あんたの欲情を抑えようと思って、逆にあんたを欲情させちゃって、私まで欲情しちゃって…」
姉ちゃんはため息をつく。

姉ちゃんを悲しませたくない僕は、明るい声で話し続ける。
「欲情するのは悪いことじゃないと思うんだ。 僕はいつも姉ちゃんに欲情してるし…」

「でも、姉弟の間で性欲を覚えたり、エッチなことをするのは、許されないことなのよ」

「愛する人とエッチしたいって思うのが、なぜ悪いことなの?  僕は姉ちゃんが好きだ。 だから姉ちゃんに欲情する。 そして僕は、姉ちゃんも欲情してくれて、すごく嬉しいんだ」

僕はもう、姉ちゃんへの想いを隠せないし、隠す必要はない。

「でも…」
姉ちゃんは口ごもる。
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