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姉ちゃんと○○○
第16章 姉ちゃんと庭で
家の前の道は、住宅街の中の一般道だ。

車の往来は激しくないが、人が歩いている気配はする。

「昼間は暑かったわねぇ〜」
「ようやく涼しくなってきたみたいね」

近所のオバサンたちが挨拶をかわしているのが聞こえる。

「さあ、早く花壇に水をまいて、部屋に戻ろうね」
姉ちゃんがじょうろを手に取る。

僕は姉ちゃんからじょうろを取り上げ、耳元で囁く。
「ダメだよ…そんなに急いちゃ。 もっと楽しまなきゃ」

「楽しむって?」
姉ちゃんが問い返す。

「塀に両手をついて、お尻をこっちに向けて…」

「えッ…どうして?」

「ここでエッチなことをするんだ。 もっとドキドキできるよ」

「ダメよ…そんなの…」

「やろうよ。 姉ちゃん」
僕は姉ちゃんの手を引き、塀の前に立たせる。
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