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姉ちゃんと○○○
第6章 姉ちゃんとトイレで
お茶の口移しの後…
沈黙が続く。

姉ちゃんは黙って僕に素麺を食べさせる。

僕も黙って食べる。

庭のセミがうるさい。


僕は姉ちゃんに言った。
「あのぉ〜姉ちゃん…」

「どうしたの?」
姉ちゃんが尋ねる。

「おしっこ」

「我慢できないの?」

「ちょっとは我慢できるけど、包帯が取れるまで我慢するのは絶対に無理。 全治一週間だよ」

「仕方ないわね。 立ちなさい」

「うん」

そして僕は、姉ちゃんに付き添われて、トイレに向かった。
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