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銀木犀の香る寝屋であなたと
第6章 再生
「おかえりなさいませ、珠子さん」
「ただいまぁ、キヨさん」

「こんなに……お酔いになって……」
「大丈夫よ。頭ははっきりしてるから、もう寝るわ……」

「ええ、もう床の用意はできていますから……」


『カフェー アメリカ』に勤め始めて、珠子は酒を飲んで帰宅することが増えた。帰りも遅く、帰宅時にはもう吉弘は眠っており、朝は吉弘が学校に行ってしまってからの起床なのですれ違ってしまっている。
 化粧が派手になり品のよい市松人形のようだった珠子は、まるでうわさに聞く街娼のようだ。

 キヨは毎晩、珠子の濃い化粧をしたまま眠りについてしまう寝顔を見ながら涙を流した。(珠子さま……)
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