この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
片桐家の女たち
第2章 義兄を奪う妹の青い性
 それだけではありません。豊かな胸の膨らみや、その先端の少しとがった乳首の形や、薄らとですがその色まで透けて見えました。そして、シャツの裾のあたりには、暈したような、けれど、黒々とした茂りが透けて見えていたんです。
 驚いた表情の隆一さんに、真っ直ぐ、向かい合うように立った朱音ちゃんは、なにも言えず、ただ、潤んだ瞳で、瞬きも忘れたように、じっと見つめていました。
 「ど・・どうしたんだい朱音。それは・・その格好は・・。」、驚きのあまり、言葉に詰まった隆一さんは、ようやく、それだけを言葉にしました。
 朱音ちゃんは、なにも話せません。ただ、願いを込めて、じっと、隆一さんを見つめていました。想いが本物だったら、必ず伝わるはずだと、きっと、信じていたのだと思います。
 そして隆一さんは、見てはいけない部分に視線が向かうのを止められないでいました。シャツを突き上げる乳首。可愛らしい乳輪の淡い色、そして、幼さを残した愛らしい顔立ちには似合わない黒い蔭り。
 それが、血の繋がらない妹に覚える欲望なのか、見てはいけないものだと意識してしまった結果なのかはわりませんが、予想以上に成熟した、朱音ちゃんのからだから目が離せないでいました。
 一方、朱音ちゃんも、隆一さんの視線を痛いくらい感じていました。緊張しきった朱音ちゃんには、隆一さんの視線が、まるで、直接肌を弄っていくように、生々しく感じられたのです。
 結局、今度は、朱音ちゃんのほうが、耐えられなくなってしまいました。熱いシャワーを浴びたばかりのからだに、極度の緊張で、貧血を起こしてしまったんです。血の気をなくした顔が、ふっと揺らぎました。そして、「お兄ちゃん、朱音を・・。」それだけを言いと、糸が切れたように、ソファに崩れ落ちてしまいました。
 隆一さんは、慌てて傍に駆け寄りました。ソファの上に横たわった朱音ちゃんはぐったりとしたまま、少し荒く、不規則な呼吸を繰り返しています。胸が大きく動くたびに、乳首がツンとシャツを突き上げて自己主張します。
 隆一さんは、思わず、生唾を飲み込みました。
 両脚は閉じたまま横に倒れ、そのせいでからだも、やや横向きになっています。肌蹴たシャツの襟元から、重なるように片側に流れ、谷間が強調された乳房が覗いています。そして、捲れたシャツの裾からは、黒々とした陰毛が、じかに覗いているのです。
/50ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ