この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
片桐家の女たち
第2章 義兄を奪う妹の青い性

抱き起こすかと思われた隆一さんの動きは、その直前で止まりました。そして、じっと、意識をなくした妹を見つめました。17歳のからだを、無意識のうちに成熟した妻、加奈子さんのからだと比べていたのです。
加奈子さんは26歳。朱音ちゃんの瑞々しさには及びませんが、女の歓びに充分目覚め、それだけに、どこに触れても官能が溢れ始める、成熟した姿態をお持ちです。
でも、それは、隆一さんとの交わりで開花したとばかりも言えません。お付き合いを始めて、そういう関係を結ぶ際に、処女ではないことを、加奈子さんのほうから教えてくださったそうです。
もちろん隆一さんも、相手が気にならないわけではありませんでしたが、加奈子さんを好ましく思っていましたから迷いはありませんでした。過去の全部が、いま、ここにいる加奈子をつくっているんだ。そういった経験や、記憶も含めて受け止めてやるのは、男として当然のことだと、そう思ったんだそうです。
そして結婚して、ご自分の選択は間違いではなかったと思われたそうです。加奈子さんは、良い妻でした。仕事を辞めて、家庭に入ってからは、すべての家事を一手に引き受け、多忙な隆一さんを支えました。
そして夜の行為にも積極的でした。翌日が休みの日などは、夜に愛を交わして、次の朝、起きてすぐに交わることさえありました。初めて結ばれた時から、加奈子さんは絶頂を迎えたそうですから、からだの相性も良かったんだと思います。
それは、隆一さんにも言えました。感じやすい加奈子さんを頂へと導く行為は、男の征服欲をいやが上にも昂ぶらせました。巧みに汲み上げれば汲み上げるほど、加奈子さんの奥深くから悦びが湧き出しました。
貞淑でありながら求められれば求められただけ答える、そんな加奈子さんに、隆一さんものめり込んでいったんですね。
体位を変え、愛撫を変え、時には道具を使い、様々に加奈子さんを求めました。そして、それは加奈子さんを深く、激しく昇り詰めさせました。そういう性向だったのでしょう、加奈子さんはSMにも似た行為にもよく応えました。
縛られ、おもちゃを挿入され放置され、数分間、逝き続けたこともありました。また、ある時は、一度してみたいという隆一さんの熱望に応えて、時間をかけ拡張されたアナルに、隆一さんのものを受け入れたこともありました。
もちろん、みな、ご夫婦の間の秘密でした。
加奈子さんは26歳。朱音ちゃんの瑞々しさには及びませんが、女の歓びに充分目覚め、それだけに、どこに触れても官能が溢れ始める、成熟した姿態をお持ちです。
でも、それは、隆一さんとの交わりで開花したとばかりも言えません。お付き合いを始めて、そういう関係を結ぶ際に、処女ではないことを、加奈子さんのほうから教えてくださったそうです。
もちろん隆一さんも、相手が気にならないわけではありませんでしたが、加奈子さんを好ましく思っていましたから迷いはありませんでした。過去の全部が、いま、ここにいる加奈子をつくっているんだ。そういった経験や、記憶も含めて受け止めてやるのは、男として当然のことだと、そう思ったんだそうです。
そして結婚して、ご自分の選択は間違いではなかったと思われたそうです。加奈子さんは、良い妻でした。仕事を辞めて、家庭に入ってからは、すべての家事を一手に引き受け、多忙な隆一さんを支えました。
そして夜の行為にも積極的でした。翌日が休みの日などは、夜に愛を交わして、次の朝、起きてすぐに交わることさえありました。初めて結ばれた時から、加奈子さんは絶頂を迎えたそうですから、からだの相性も良かったんだと思います。
それは、隆一さんにも言えました。感じやすい加奈子さんを頂へと導く行為は、男の征服欲をいやが上にも昂ぶらせました。巧みに汲み上げれば汲み上げるほど、加奈子さんの奥深くから悦びが湧き出しました。
貞淑でありながら求められれば求められただけ答える、そんな加奈子さんに、隆一さんものめり込んでいったんですね。
体位を変え、愛撫を変え、時には道具を使い、様々に加奈子さんを求めました。そして、それは加奈子さんを深く、激しく昇り詰めさせました。そういう性向だったのでしょう、加奈子さんはSMにも似た行為にもよく応えました。
縛られ、おもちゃを挿入され放置され、数分間、逝き続けたこともありました。また、ある時は、一度してみたいという隆一さんの熱望に応えて、時間をかけ拡張されたアナルに、隆一さんのものを受け入れたこともありました。
もちろん、みな、ご夫婦の間の秘密でした。

