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片桐家の女たち
第2章 義兄を奪う妹の青い性

加奈子さんは、様々なことを受け入れ、悦びに変えました。時には息絶え絶えになり、意識をなくすことさえありました。そういうご夫婦の秘密があったので、そんな自分との生活に嫌気がさして、実家へ帰ってしまったのだと思ったんです
「やりすぎたんだよな、俺も。でも、加奈子だって、けして、嫌そうじゃなかったんだけど。結局、俺のために我慢していたってことなのかな。」、「今度、迎えに行ったときに、無茶はしないって、ちゃんと謝らなくちゃな。俺も、サディストってわけじゃないし、遊びの延長だったんだから。」、目の前の朱音ちゃんのあられもない姿を通して、いつのまにか、加奈子さんとの回想に耽っていた隆一さんは、ハッとしました。
なにか寝言を発した朱音ちゃんが、無防備に脚を開いたんです。黒い翳りの奥に、鮮やかなピンク色が覗きました。少しだけ、厚みを増して、引き攣れたように左右に開いた陰唇の内側は濡れていました。
隆一さんは、ゆっくりと顔を、そこへ近づけて行きました。石鹸の匂いが淡くなり、代わりに、男の本能を刺激する女の匂いが強くなりました。
それは、なんとも言えない、不思議な匂いでした。直前まで妻の心配をしていた隆一さんの気持ちを、大きく朱音ちゃんに振り向ける魅力がありました。事実、隆一さんのものは、その時、硬く勃起していたんです。
男性の方々は、若い女の子が、そんな姿で目の前にいたら、当然の反応だろうって、そう仰るかもしれません。でも、隆一さんにとって朱音ちゃんは、生まれた時から、ずっと可愛がってきた妹なんです。少なくとも、この瞬間までは、隆一さん自身も、そう思っていたはずです。ですから、一番驚いたのは、きっと、隆一さんです。
「なぜ、俺は朱音の匂いに、この姿に、これほど惹かれているんだろう。」って、不思議でなりませんでした。
予想外に成熟した妹のからだを見つめているうちに、いつのまにか、隆一さんの思考は加奈子さんを離れて、朱音ちゃんと過ごした過去を振り返っていきました。
生まれたばかりの朱音ちゃんを、飽きることなく眺めていた日々。幼い朱音ちゃんを肩車して、駆けまわった庭。働き始めた頃、帰宅が遅くなっても待っていて、一緒にお風呂に入りたがる妹の胸のふくらみに驚いて、「もう入らない」と言って大泣きされた日。
次から次へと、様々な記憶が呼び覚まされていきました。
「やりすぎたんだよな、俺も。でも、加奈子だって、けして、嫌そうじゃなかったんだけど。結局、俺のために我慢していたってことなのかな。」、「今度、迎えに行ったときに、無茶はしないって、ちゃんと謝らなくちゃな。俺も、サディストってわけじゃないし、遊びの延長だったんだから。」、目の前の朱音ちゃんのあられもない姿を通して、いつのまにか、加奈子さんとの回想に耽っていた隆一さんは、ハッとしました。
なにか寝言を発した朱音ちゃんが、無防備に脚を開いたんです。黒い翳りの奥に、鮮やかなピンク色が覗きました。少しだけ、厚みを増して、引き攣れたように左右に開いた陰唇の内側は濡れていました。
隆一さんは、ゆっくりと顔を、そこへ近づけて行きました。石鹸の匂いが淡くなり、代わりに、男の本能を刺激する女の匂いが強くなりました。
それは、なんとも言えない、不思議な匂いでした。直前まで妻の心配をしていた隆一さんの気持ちを、大きく朱音ちゃんに振り向ける魅力がありました。事実、隆一さんのものは、その時、硬く勃起していたんです。
男性の方々は、若い女の子が、そんな姿で目の前にいたら、当然の反応だろうって、そう仰るかもしれません。でも、隆一さんにとって朱音ちゃんは、生まれた時から、ずっと可愛がってきた妹なんです。少なくとも、この瞬間までは、隆一さん自身も、そう思っていたはずです。ですから、一番驚いたのは、きっと、隆一さんです。
「なぜ、俺は朱音の匂いに、この姿に、これほど惹かれているんだろう。」って、不思議でなりませんでした。
予想外に成熟した妹のからだを見つめているうちに、いつのまにか、隆一さんの思考は加奈子さんを離れて、朱音ちゃんと過ごした過去を振り返っていきました。
生まれたばかりの朱音ちゃんを、飽きることなく眺めていた日々。幼い朱音ちゃんを肩車して、駆けまわった庭。働き始めた頃、帰宅が遅くなっても待っていて、一緒にお風呂に入りたがる妹の胸のふくらみに驚いて、「もう入らない」と言って大泣きされた日。
次から次へと、様々な記憶が呼び覚まされていきました。

