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片桐家の女たち
第2章 義兄を奪う妹の青い性
 日に日に愛らしく、そして女らしく成熟していく朱音ちゃんの姿。そして、自分に向けられた思慕の感情。いつの頃からか、隆一さんは、朱音ちゃんの視線に、軽い痛みと不安を覚えるようになっていました。
 「このままじゃまずいよな。たぶん、一時的なものだから、俺が彼女をつくれば、すぐに忘れちゃうんだろうけど。」、そう思っていた矢先に、同じ会社に加奈子さんが入社してきたんです。
 お父様の取引先のお嬢さんの加奈子さんは、隆一さんとの交際に積極的でした。もちろん、当時の社長であるお父様も、二人の交際には賛成でした。
 もしかすると、ご両家の間で、そうなればいいというお話ができていたのかもしれません。
 やがて加奈子さんを、恋人として家族に紹介することになって自宅にお招きしたとき、初めて会った朱音ちゃんは「うわぁ、綺麗な人。お兄ちゃん幸せだね。」って言って、みんなの笑いを誘いました。けれど隆一さんは、朱音ちゃんが、こっそり、自分のお部屋で泣いていたことに気付いていたんです。
 そして、その数日後のデートの夜、隆一さんは、妹の涙に感じた痛みを振り払うように、加奈子さんを抱いたそうです。
 もちろん、加奈子さんは素敵な女性です。知的で仕事もできて、お綺麗で、優しくて。しかも、男性経験のことはご承知のとおりですが、普段のしとやかさとは対照的に、セックスの場面では大胆な一面もありました。求められるままに様々な体位に応え、射精したあとの、隆一さんのものをお口で綺麗にすることさえ厭いませんでした。
 また、隆一さんも、何人かの女性と、そういう親密な交際を経験していましたから加奈子さんに気後れすることはありませんでした。
 初めての時から、おふたりのからだの相性は良かったのでしょう。隆一さんを加奈子さんがしゃぶれば、その下に潜り込んだ隆一さんが、加奈子さんのクリトリスや膣口を舌で愛撫しました。
 激しく感じて、咥え続けられないくらい呼吸が乱れた加奈子さんを仰向けに寝かして「いいね」って確認すると、加奈子さんの中に深々と挿入しました。
 もちろん、隆一さんは、焦らすことも心得ていました。深い挿入を繰り返したあと、浅い、亀頭だけの挿入を繰り返します。焦れたように加奈子さんの腰が迎えに来る動きをすると、わざと逃げるんです。
 最初から、そんな駆け引きをしながらのセックスができるなんて素敵ですよね。
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