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片桐家の女たち
第2章 義兄を奪う妹の青い性
 そして隆一さんは、おねだりするよう腕を絡めキスを繰り返す加奈子さんを、散々、焦らしてから、突然、深々と肉茎を突き立てました。
 ただでさえ、敏感な加奈子さんが、駆け引き上手な隆一さんに、勝てるはずがありません。あっという間に、1回目の絶頂を迎えてしまったようです。
 四つん這いになって、自分から隆一さんのものを受け入れ、腰を動かすように仕向けられた頃から、加奈子さんは激しく乱れ始めました。そして、騎乗位で、大胆に、腰を上下、前後にくねらせるうちに、あっけなく、2回目の絶頂を迎えてしまいました。
 そして、仰向けにされ、覆い被さる隆一さんが、腰を使い始めると、「ああぁっ、いいです、隆一さん・・・す・・すごいぃぃ。ああぁっ、加奈子・・加奈子、逝っちゃいます・・・ああぁっ、逝っちゃいます・・ぁあぁっ、だ・・だから、お願いです・・・りゅ・・・隆一さんも・・ああぁっ・・お願いです。」、そう言いながら、深い、絶頂を迎えたんです。もちろん、その瞬間に、我慢できなくなった隆一さんも、加奈子さんのお腹に射精してしました。
 これが、二人にとって、初めてのセックスだったなんて、信じられませんよね。
 本当に、からだの相性も良かったんです。隆一さんが夢中になるのも不思議はありません。でも、心のどこかで、その夢中が、少しの努力の上に成り立っていることにも、隆一さんは気がついていたのかもしれません。
 加奈子さんが実家に帰ってから、彼女とのセックスを思い出すことが増えました。でも、からだの快楽と、満足感は微妙に違うんです。
 目の前に、あられもない姿で眠る妹。
 「朱音が加奈子だったら」、隆一さんの中で、加奈子さんとの記憶が、いつの間にか、朱音ちゃんにすり替えられていました。
 朱音の両脚を押し広げて、唇で弄ぶ。朱音が、俺の頭を両脚で抱え込みながら、背中をのけぞらせて叫ぶ。「お兄ちゃん・・凄い・・・もっと、もっとして・・。」、そのイメージは、隆一さんの中に眠らせてきたはずの衝動を解き放ちました。
 「そうか。朱音の気持ちを怖いと思ったのは、俺自身が朱音に惹かれていたからなんだ。」、「血のつながりはなくても妹。尊敬する父の血を引いた娘。そんな朱音を欲望の対象にしてしまう、それが怖かったんだ。」、隆一さんは、初めて、自分の心の動きに気づきました。
 そして、いまは遠い加奈子さんを思いました。
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