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片桐家の女たち
第1章 お父様との秘め事に淫らに濡れて(彩夏の場合)
 ついでにと思って、麦藁帽子を被って、お庭にでました。7月に入って急に雑草が伸び始めた花壇の草取りをして、お花にお水をあげました。
気がつくと、汗びっしょりです。車だけど、お買い物もして帰りたいから、このままではちょっと困ります。
 着替えは心配いりません。前にも、お手伝いをして汗をかいた時に、お母さまからシャワーを浴びなさいって言っていただいたことがあったので、それからは、二階の隆司さんのお部屋に着替えを置いています。
 なんとなく、奥をうかがいました。お父様は、一度、書斎にこもるとなかなか出ていらっしゃいません。もちろん、不安があったわけじゃありません。むしろ、お父様がいらっしゃるという安心感で、「シャワーを浴びて帰ろう」って、そう思いました。隆司さんとの生活でも感じていたんですけど、やはり、男の人がいる生活は、心強いものがあります。母が夜勤の夜、無言電話が掛ってきて、不安で一晩じゅう眠れなかった二人きりの生活とは、ずいぶん違います。
 ベッドの上で愛し合って、心地よい疲労感に身も心も委ねて、大好きな人と肌を触れ合って眠りに落ちる。不安に邪魔されることもなく、朝までぐっすりと。それも、隆司さんとの結婚で得たたからものでした。
 居間に上がって、換気を終えた窓を閉めてエアコンをかけると、そっと階段を上がって、蒸し風呂のようになったお部屋から、急いで着替えを取り出しました。
バスルームのわずかに開いたルーバー窓から風が吹き込みます。静かな午後です。鏡に向かって、少し汗ばんで上気した肌に張り付いた髪の毛を束ねて、頭の上に留めると、服を脱いでいきました。
ブラウスのボタンを外して、スカートを脱ぎます。ブラウスを羽織っただけの下着姿が鏡に映ります。スタイルに自信があるわけじゃないけど、グラビア写真みたいって、そう思いました。隆司さんも、こういう格好好きなのかな。いくつか、大胆なポーズをとってから、急に恥ずかしくなって、急いで、ブラウスを脱いでスカートと一緒にたたんで、その間に下着を隠すと、バスルームの扉を開きました。
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