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片桐家の女たち
第1章 お父様との秘め事に淫らに濡れて(彩夏の場合)
 壁の半分ほどを占めた鏡に全身が映ります。長い髪の毛をアップにした細いうなじ、それなりに豊かなバスト、引き締まった腰、少し大きいとからかわれるお尻から太ももへのラインを、手で確かめるように洗っていきました。
 よく見ると、右の乳房に皮下出血の跡があります。昨日のことを思い出しました。「彩夏って、少し、からだがふっくらとしてきたよね。」、昨夜、私の隣に倒れ込みながら、彼が、そんなことを言いました。愛の行為が終わったばかりで、脚を閉じることも忘れて、けだるい心地よさに包まれていた私ですが、それでも「嘘、体重増えてないのに・・・」と言って、彼のほうを向くと、そのままキスされてしまいました。
 「太ったって意味じゃないよ、彩夏。女らしい体つきになってきたってことさ。ほら、スタイルだけじゃなく、からだのいろんな部分が、ずいぶん感じやすくなってきたじゃないか。」、「あれ、ここ、ほら、キスのあとが痣になっちゃった。」そう言いながら、意地悪な唇が私の乳首を弄るんです。
 「いや、終わったばかりなのに。感じたら、また中から出ちゃうよ。」、思わず、甘い声を上げた私は、手を伸ばして彼のものを握っていました。いまは、もう、フニャフニャの、かわいらしい姿です。一度果てると、なかなか、大きくならないけれど、でも、大好きな隆司さんのペニスです。それを握って、「大きくなあれ、大きくなあれ」って扱いているうちに、いつのまにか、眠りに落ちてしまいました。
 彼しか知らない私は、逝くっていう感覚が、まだ、よく解りません。解らないけど、彼のものが入ってきて、深く繋がっているだけで、すごく気持ちよくなります。頭がボーっとなって、息を荒げながら懸命に動く彼に、必死でしがみついているうちに、クリトリスから繋がった部分に、繋がった部分から下腹部に悦びが広がって、強いお酒に酔ったようにからだが熱くなって、その火照った部分に、湧き上がった歓びが染み込んでいくんです。
 やがて、彼の腰使いが不規則になって、動きが大きくなって、お腹がクッと曲がって、そのたび、声が漏れだすと、「ああ、射精するんだ」って、その瞬間、繋がった部分と頭の両方から痺れるような感覚が広がって、彼が、苦しげな声を上げたて、奥まで深く突き上げた瞬間、「ああ、私の中で逝ってくれた」って、私の悦びも弾けるんです。
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