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僕のマミちゃん
第7章 count 1


昨日は図書室へ悟くんが寄ってくれたおかげで、思いがけず一緒に帰れて…私の想いが届いたのかしら?幸せ…ふふっ。

3年生に告白されるという私の人生の中で信じられないような事が起こり、それを全部、悟くんに聞かれていたという恥ずかしい思いもしちゃったけど。

何よりも今の私は、大好きな悟くんとちょっとでも一緒に居たいっていう気持ちが強くて、だから予定外に一緒に帰れたことが一番嬉しかった。



昼休みに図書委員の仕事の件で職員室に呼ばれた。その帰りしな、廊下で見知らぬ3年生に呼び止められた。

「ちょっと一緒に来てもらえる?」

上履きのラインの色が学年によって違うからすぐに区別がつく。3人連れの女子の先輩。

何の用事かな?と1人の先輩の後を付いて歩く。残りの2人は私を促すように背後へと。

1階の渡り廊下にあるジュースの販売機の裏、校舎の陰になった場所に連れて来られた。ここも告白をする定番の場所。

わざわざ人目のつかないところまで来て、どうしたんだろう?と思った矢先、

「悟くんと付き合ってるの?」
「一緒に帰ってたでしょ?!」
「いったい、あんたなんなの?!」

3人から捲し立てられた。あ…これって俗に言う呼び出し?私、何かしたかしら…?
一斉に多方向からギャンギャン言われて、何を言ってるのか理解出来ない…怖い……

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