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僕のマミちゃん
第7章 count 1


それなのに悟くんは白い歯をこぼして優しい笑顔。

「強引な僕は嫌い?」

そんな、答えが決まってること聞かないで…嫌いなんて言うわけがないのに。いいえと首を横に振る。

「大丈夫、見つからないようにマミちゃんを隠してあげる」

長い腕で全身を包むように抱き込まれた。触れ合う箇所から伝わる体温と鼻孔をくすぐる匂いに飲み込まれて悟くんの世界の中に閉じ込められる。

性感帯と言われた口の中を悟くんの舌が出入りする。どんどんと熱くなっていく体と、鼻から漏れ出る甘い吐息……私、おかしくなりそう…

遂には、悟くんのセーターにしがみついていた私は膝から崩れ落ち、整列された本を乱しながら、床に座り込んだ。

それでもキスを止めない悟くんの手がスカートの中の内腿を撫で始めた。その優しい温もりに自然と体が開放していく。

「クーちゃん触るね」

触るのと同時に言うなんて…気構えの出来ていなかった私は「ひゃぁん」なんて変な声を出して悟くんにぎゅっと抱きついた。

「このまま、ここでイっちゃおっか?」

「や、やだ…悟くん、ここじゃ…やだよぉ」

「うん、そうだね」

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