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僕のマミちゃん
第8章 count love


「おかえり。もう、いいの?」

「…うん」

片手で口元を覆い、顔を上げられずに橋尾さんの隣を歩く。顔から火が出そうな程のマヌケな行動を見られてしまったのも恥ずかしい…

「ふふっ、なるほどねー。ふたりでいる時は、あーいう顔するんだね」

「か、顔?」

「うん。嬉しそうに、ふにゃ~ってして霧野がだーい好きって顔!」

「…そっ!そんな顔だった?」

確かにその時、悟くんを無意識に求めて、胸の中におさまったあたしは至福の極みだったかも。

「めちゃめちゃ可愛かった!きゃはっ」

もたれかかるように両肩に体重をかけられたあたしは、よろめいた。

「ひゃあっ」

「きゃははっ。恋せよ乙女!いいんじゃなぁい?もっと一緒にいても」

この瞬間、クラスメイトの枠を超え、橋尾さんと友達になれたような気がした。ふたりともテンションが激高中。女の子同士でする恋バナって楽しい…

嬉しくて涙が出そう。

「橋尾さん…お昼一緒に食べない?」

「うん。そ-しよっかっ」

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