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僕のマミちゃん
第8章 count love
「もしかして、やんわりとエッチするの嫌って言ってる?」
「嫌ってわけじゃなくて…もっとデートっぽいこともしたいなって」
「僕はマミちゃんとひとつになりたいんだけどなー」
ひとつになる…
その甘さを含んだ言葉は私の心にキラリと響いた。ひとつになったら悟くんに守られた世界の中に這入ることが許される?
「私もひとつになりたいっ」
「ほんとに?」
「うん」
「今日は…最後までするよ、いーい?」
そういうことだった…空想まがいな思考から現実に戻された私は火が付いたように赤面し、うわずった声で頷いた。
「う、うん」
「よし!ベッド行こー。抱っこだぁー」
「きゃぁ」
ひょいと、抱き上げられた私は落ちないように、悟くんの腰に足をまわしてしがみつく。
掛け布団は悟くんの足でベッドの下に払い除けられ、剥き出しになったシーツの上にそうっと寝かされた。
胸元のリボンが解かれる私の心音は、カウント出来ないくらいの速さで高鳴り、胸が大きく上下して、ドキドキしてるのが丸分かりで、恥ずかしい……
ブレザーもブラウスも悟くんの手で脱がされて。見られるのは初めてじゃないけど、やっぱり裸を見られるのは恥ずかしい……