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僕のマミちゃん
第8章 count love
「もう少しだけ我慢して」
そう言ってゆっくりと私をベッドに横たわらせた。膝裏に差し込まれた腕のせいで、私の姿はまさしくカエル。
カエルな私に対して腰を振る姿は、テレビで見た動物の生殖行為そのもの。
これがセックスなのね。
おなかの奥は異物感だけでちっとも気持ちよくないんだけど、胸を触られたり、唇や首にされるキスでため息が零れる。
自分がどんどん女になっていく……
コツンと頭が壁に当たった。
「ははっ。マミちゃん、ずり上がりすぎだよー」
押しに押されていつの間にか、ベッドの上を漂流していた。
私の体を抱き起すと、ずりずりと繋がったままの体勢で壁に押し付けた。そして自分で足を持ってと指示された。そうしないと奥まで這入らないから、と。
自分で股を割る格好は酷く恥ずかしい…
それでも、切なそうな表情を向けてじんわりと汗ばむ悟くんと肌を合わせ、唇を重ねると愛おしさが込み上げて堪らなくなる。
突き上げられるたびに応えるように喘ぎを漏らす。
「んぅ、う…ふっ、んっ」
さっきよりも力強い律動で、小鼻を膨らませた悟くんが耳元で「イくよ?」と囁いて…私のナカで力尽きた。