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僕のマミちゃん
第8章 count love


あの日、悟くんが大急ぎで帰してくれたけど、時間が遅くなり、夕食作りが間に合わないと思ってスーパーでお惣菜ばかりを買ってしまった私。先に帰宅していたお母さんは怒らずに、携帯を持つよう勧めてきた。

ようやく手にした携帯電話のアドレス帳には両親と悟くんと橋尾さんが登録された。

毎晩、寝る前に悟くんがオヤスミの電話をかけてくれる。ほんの5分間くらい…短いけれどこの甘い時間のおかげでふたりの距離はすごく縮まったと思う。

2度目のエッチもして、急速に私の高校生活に彩りが増してきた。

恋バナで打ち解けた橋尾さんとも仲良しの友達になった。お昼休みはお弁当を一緒に食べ、本の話をする。たまに橋尾さんの彼氏さんの話題も出るように。

そして彼女の提案で週に一度だけ悟くんと過ごすようにもなったの。

クラスメイトの前では私が萎縮するだろうと気遣う悟くんが教室の外へと誘い出してくれる。

広いグラウンドにポツンと設置されたベンチ。部活動で顧問の先生が座るために設置された物だからグラウンドがよく見渡せる。

男女入り交じった下級生が高い声を上げながら、不格好な円陣を作ってバレーボールに興じる風景を眺めながら、悟くんとの甘い世界に入り込む。

通学途中にあるイチョウ並木がいつの間にやら黄葉し、そろそろコートの出番がやってくる季節…手を繋いで体を寄せ合って。そこそこ健全に…けど時々、横たわった悟くんに膝枕をねだられたり。

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