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僕のマミちゃん
第9章 SS メリクリ


「ほんとはシードルっていう発泡酒の方が合うんだけど、制服だからりんごの炭酸ジュースね」

えっ?お酒?お、お、お酒を飲むの?悟くんっ?!

ジュースだけだと思っていたら、後からスタッフが料理を持ってやってきた。

えっ?クレープも?

白いお皿の中にクレープがぺらりと一枚、円形の端っこを四ヶ所折りたたみ四角く形を変えている。その中央にはハムと溶け広がったチーズ。第一印象は『平べったい』

「そば粉のクレープだよ。ガレットって言うんだって。マミのはハムとチーズ。僕のはきのことチーズ。こっちがいいなら取り換えるよ?」

「ハムでいいよ?ナイフとフォークで食べるクレープなんて私、初めて。ふふっ」

「よかった。マミが嬉しそうで」

「あっ!お金払わないと…割り勘ね」

ニッコリと笑顔を向けて。実は『割り勘』って言葉を使ってみたかったの。すごい仲のいいカップルって感じがするんだもの。

そんな密かな乙女思考もあっけなく破られ…

「いいよ。僕が出すから…ってもう出しちゃったし、受け取らないし。今度の時はマミが出してよ。それでいいでしょ?次は雑貨屋じゃなくてセレクトショップも見て回ろっか」

悟くんお得意の話術で話が違う方へと流されていった。

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