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僕のマミちゃん
第2章 count 6
重なった唇が離される瞬間、ペロッと霧野くんの舌に舐められた。
「マミちゃん…マミちゃん……僕のマミちゃんっ」
名前を呼ばれながら体を抱え上げられ、ベッドの上に寝かされた。
覆いかぶさる霧野くんから何度もキスを与えられる。
心臓が飛び出ちゃいそうな程ドキドキして、全身を硬直させたままあごを引き、首を竦め、息を止め、唇が触れる度にきゅーって鼻から変な声を出す。
ああ……ちゅって音がするからキスの事を『ちゅう』って言うのね。そんな発想が頭の中を駆け巡る。
私、霧野くんのこと好きだけど、好きな人とこんな事するなんて…ドキドキし過ぎて無理無理無理っ!
早く終わって欲しいと祈りを込める。
こういう時、断ってもいいのかな…でも何て言って断わったらいい?だけど本当に断ったら、嫌われちゃうのかな?
いろんな考えが私の頭の中を駆け巡る。案外、冷静なのかもしれない。
霧野くんの指が、ブラウスのボタンを外しはじめた。唇が首筋に移動する。
やっと解放された口から息継ぎをし、はぁはぁと荒い呼吸が止まらない。
その間にもリボンが解かれ、ブラウスが開かれ、ブラが露わになる。
えっ?えっ?下着が見えちゃうぅ…なんでぇ?