この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
僕のマミちゃん
第3章 count 5


「ちょっとトイレに行ってくるね。ゆっくりしてて、テレビ見ててもいいよ」

「ありがとう。いってらっしゃい」

ひとり残された私は、掃き出し窓から隣の家の屋根越しに空を見る。

ドキドキと震えがおさまらない。
自分から憧れの人にキスをするなんて…火照った顔に手のひらをあてたり、風を仰いだりして熱を冷ます。何度か深呼吸をして自分を落ち着かせた。

トイレに行ったはずなのに、なかなか戻って来ない悟くんに不安が過る。
どうしたのかしら?おなかが痛くなっちゃったかな?大丈夫かしら?
ひとりで待ってるから時間が長く感じられるだけかも……

もしかして、友達と電話してるのかな?ひょっとして私のことを?
「ガチガチに震えちゃって、まともにキスも出来ねー。ありゃ、駄目だ。あははっ」
って捨てられるかも?そんな…悟くんはそんな言い方しない、と思う。
「やっぱ、処女はガードが堅いよね。あははっ」
って呆れてるかもしれない。このくらいなら言われてるかも…

ガードしてるわけじゃないけど、エッチしないことに私はホッとしたけど、悟くんは…ううん、男の人はシたがる生き物なんだって本で読んだことあるし、一応理解はしてるつもり。

けど……悟くんのこと好きだけど、そういう大人の関係に踏み出すのは、まだ怖い……

/171ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ