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僕のマミちゃん
第4章 count 4
スプーンを咥え、引き抜いてくれるのを待っていると、アイスを乗せたまま舌の上を二、三度往復して擦りつけられた。その悪戯な動きは、悟くんの舌に舐められた感覚を呼び起してしまう…堪らなくなった私は口を開け、声を漏らす。
「っぁん」
「マミちゃん、やらしっ!やらしすぎるよ!くぅぅぅー。やっぱり性感帯だ!」
ベッドに顔を突っ伏し、握り拳でバフバフッと布団を叩く。
いやらしいことをするのは悟くんの方で、私はそんなつもりは……
それにさっきから、制汗剤ってどういうことなのかしら?
「悟くん、制汗剤って汗止めスプレーのことだよね?」
一瞬だけ結んだ唇をぷるっとさせ…
「くぅぅー、マミちゃんの天然っぷり、可愛いすぎるぞ。あのね、制汗剤じゃなくて性感帯だよ。マミちゃんが感じる場所ってこと」
…っか!感じる場所?!私は目を白黒させた。