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僕のマミちゃん
第4章 count 4


「まずは指1本からね」

人差し指だけを伸ばした私の手を、上から握られる。

「じゃあ、いくよ。ズボンの上からだからね。嫌になったらすぐ言ってね。あっ、今ぽんちゃん元気になってるから」

元気と元気じゃない?時の違いがいまいち分からない。

ふぅっと息を吐くと私の手を誘導して、人差し指の指先をどこかにあてた。ズボンの生地の感触。

「ぽんちゃんだよ、分かる?」

「よく分からないかも…」

「動かすよ?」

「うん」

あてたままの指をつーっと動かして往復させる。

「大丈夫?」

「うん」

「もう少し動かすね」

形に沿わせるようにあちこちと動かされて、だんだん円筒形だってことが分かる。
蘇るすっぽんの恐怖……──

「待って。悟くん待って」

「どーした?もう、ダメ?」

「これ、すっぽんじゃないよね?」

「こんな所ですっぽん飼わないよ。大丈夫だよ、僕のちんぽだから。噛みついたりしないよ」

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