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僕のマミちゃん
第5章 count 3
「あの、あの、私…可愛くないデス」
言葉がしりすぼみになる。
「とーっても可愛いよ。可愛くて食べちゃいたいって言うでしょ?」
私の頭をもぐもぐと食べる真似をする。いや、実際に髪に唇を付け、口をしきりに動かしている。そこだけが異様に熱い。
「ここも食べたい」
私を抱き留めていた右腕が上方に移動し、ニットベストの上から胸を包み込んだ。
うーっ……
私は肩を竦め、さらに身を縮こませる。胸っ、胸っ、悟くんが胸触ってるぅ…
「これからはマミちゃんが慣れるまで、こーやって一緒に過ごそうよ?ほーらマミちゃん、体がガッチガチだよぉ~。僕が言わなくても、僕に抱っこされること。ここがマミちゃんの指定席だからね。いい?」
そう言いながら私のベストを頭からすっぽりと抜き取った。何かが始まるみたい…
「う、うん」
ちょっと強引な提案だけど、私も悟くんのために頑張りたい気持ちはあるの。エッチしたいと言う悟くんと大人の関係に近づきたい。
ブラウスのボタンを2つ外して滑り込んできた大きな手に下着の上からそうっと揉まれると、頭の上で悟くんの鼻息が聞こえ始めた。動きが止み、悟くんの顔が私の首元に接近する。
見られてるよね…?だって、とっても視線を感じるもの。