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僕のマミちゃん
第6章 count 2
「あははははっ。塚崎さん!なんてカワイイの?!」
笑い声を上げる橋尾さんに肩をぎゅっと抱き寄せられた。
「ごめんね、ちょっと笑い過ぎだね。んんっ」
ひとしきり笑い尽くして、咳払いをすると真面目な顔に戻った。
私はどこが可笑しかしくて笑われたのか、戸惑ったまま。
「私は男の人のアレ、可愛いと思うよ?擦ったり舐めたりするとさ、ピクピクッて気持ちよさそうに反応してくれると愛おしくなるよ」
「舐めるの?」
「そだよ?ふふっ」
「舐めるの?」
「そこが引っ掛かる?しかも2回聞いちゃう?それは無理にしなくていいもんなんだけど。まぁ、確かに見慣れないとグロいかもしれないね。でも好きな人の体なんだからアレも好きになってあげて。その内可愛いって思うようになるから」
「そうよね、悟くんの体なんだもんね」
「最初だけだよ、グロいとか怖いとか言ってるのは。だんだん慣れてくよ」
やっぱり、慣れることが必要なんだ…悟くんが時間をかけ、段階を踏んで慣らそうとしてくれてるんだもの、私もぽんちゃんのことを好きになる努力をしなきゃ。
「あ、ありがと…こんな話、誰にも出来なくて。思い切って橋尾さんに話してみて良かった」
「どーいたしまして。またいつでもどうぞ」
机に肩ひじをつきながら、涼し気に笑う橋尾さんはやっぱり、大人っぽくて素敵。