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僕のマミちゃん
第6章 count 2
「宿題終わった?」
「後もう少し」
「マミちゃん、宿題後にして、ぽんちゃん見てみる?」
きた!遂にこの時が…。覚悟出来た宣言をした私。いつまでも逃げてばかりでは大人の関係には近づけないもの、意を決して返事をする。
「うん」
ベッドの端に正座をする私の目の前には、寝転がる悟くんのボクサーパンツ。その下に隠れているのはぽんちゃん。
「脱がしていいよ」
いいよと言われましても……手をもじもじさせたままパンツにすら触わることが出来ない。
「自分で脱ごうか?」
「えっ?」
咄嗟に悟くんを見ると、数学の教科書を読んでいるため顔が見えない。なぜ教科書?
悟くんは、ふーっと溜め息を吐き出すと、胸の上に教科書を置いて、ズルっとパンツを下げぽんちゃんをお披露目した。
「ん゛っ」
止める間もなくパンツを下げられ…私は叫び声を上げないよう慌てて口を閉じた。ついでに目も。
ぽんちゃんは悟くんの体の一部。可愛い。愛おしい。そう唱えながら片目を薄く開ける。