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僕の叔母さんは美人だ
第2章 客間
これ・・は・・

歯ブラシはなんの匂いもしなかった。留実さんの歯垢を絡め取ったデンタルフロスだけど、別に大したことないだろうと思ってた。その期待は良くも悪くも裏切られることになる。
クサい。とにかくクサい。苦いというか生臭いというか、どちらも混ざった匂い。

留実さんこんな口臭してたっけ?話してて気になったことないけど・・

鼻で感じる留実さんの口臭はすごく嫌な匂いなのに、射精できずに大きいままだった僕のオチンチンは更に一回り大きくなった気がする。

____


うー・・留実さん、これはまずいよ・・

フロスを鼻に当てる度くらっとめまいがする。悪臭だとわかってて吸い込むことに体が拒否しているのだろうか。
キツい口臭の後はすっぱいパンツを、パンツの次は口臭を、ずっと交互に嗅いでいるので飽きることも鼻がマヒすることもない。僕は本当に幸せだ。

どうしよう・・シコシコしちゃおうかな・・・

人差し指に血がついていたことでやっと気付いたくらいだから、そんなに痛みは感じていなかった。でもオチンチンから血が出るなんて初めてだし、これ以上は触らないほうがいいのかな。でもせっかく口臭も嗅げてるし・・・

しばらく悩んだけど、この数時間でもう10回以上もイッてるわけだし、血が出なくてもかなりのダメージは負っているはずだ。仕方ない、痛くなる前にやめておこう。
でもその分ずーっと嗅いでいられる。

____


少し陽が差してきたくらいの明るさだった客間も、いよいよ明るくなってきた。そろそろ僕と留実さんの時間も終わりだ。パンツも片づけないといけないし、このあたりでやめにしようか。とても残念でとても名残惜しいけど、留実さんの寝顔を見て寝息を聴けるのもこれで最後だ。

フロスをゴミ箱に捨てて物置部屋に戻る前に、見納めだということでじっと留実さんの寝顔を眺める。すると先ほどと少し表情が変わっていることに気付いた。それまで鼻で可愛らしい寝息を立てていたのだが、今は口が少し開いてるのだ。

これって・・もしかして・・

四つん這いになって留実さんの顏にギリギリまで近づく。口元まで鼻を持っていくとやはり予想通りだった。

寝息から、口臭がする。
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