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僕の叔母さんは美人だ
第3章 留実さんの家
はぁっ はぁっ はぁっ

急に心臓がうるさく鳴りだした。
さっきまでも興奮していたけど、それとはまた別の意味でドキドキしている。
スライド式のドアをほんの数センチだけ開けて、ベッドが確認できるようにする。
叔父さんが帰ってきた以上、聞こえないようにできるだけ息を殺さないといけない。

「ただいま~」

叔父さんはいつもより機嫌良さそうに留実さんに声をかけた。
紺のジーパンに無地のパーカー、体型もボテッとしてて、優しいんだけどなんだか留実さんと釣り合わない人だ。

「んっ・・・おかえりなさい」

留実さんは色っぽい声を出して叔父さんを迎えた。目を擦りながら起き上る仕草もすごく綺麗だ。

「留実ちゃん今日も可愛い~」

(っ!!)

叔父さんはベッドに腰掛けると、猫なで声で留実さんに抱き着き、ちゅっちゅっとキスをし始めた。僕は思わず声を出しそうになった。

「ちょ・・・っと、もうっ、酔ってるの?」

留実さんは肩を押して叔父さんを押し返そうとしている。
だけど叔父さんは離れない。

困ったように笑う留実さんをより強く抱きしめて、しつこくキスを繰り返してる。

(早く・・・離れろ・・・!)

僕の念が通じたかのように、留実さんがするりと腕の中から抜け出した。

「ご飯はもういいんでしょ?お酒くさいよ。お風呂、入ったら」

ベッドから立ち上がると、軽く髪を梳かしながら留実さんはリビングへと出て行った。
叔父さんもそれについて寝室を出て行った。

僕は一人クローゼットの中で息を押し殺していた。
それでも、僕のチンチンは痛いくらいに大きくなっていた。

理由はわかっている。留実さんがキスされてるとこを見てしまったからだ。


_____



唯ちゃんがいるんだから、当然留実さんと叔父さんがセックスしたのはわかっている。
それでも、留実さんに対する性的なイメージは全て「オマンコの匂い」でしかなかった。

それが今、キスされているところを目撃してしまった。
急に留実さんのことを、「生身の女性」として意識してしまった。

クローゼットの中で息を殺しながら、僕の頭は混乱していた。
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