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Dollと云う名の奴隷
第24章 想起
ぼんやりとした意識の中で浮かんでくる景色と記憶。

そうだ私は神崎さん…いや、ご主人様の人形だったんだ。
拘束されて躰も心も管理されてご主人様の意のままにされる人形。

ここでの記録の為に録音しておいたボイスレコーダーがあの日、私がここを出ようとしたご主人様とのやり取りも録音されいたんだ。
あのまま逝ければよかったのに。

私は抵抗する事をやめご主人様の愛撫に身を任せた。
快感が全身を包み込む。
触れられる度に声が漏れ秘部が濡れていくのが分かる。

さっきの液体はきっとあのメモに記述されていたもの。
まるで自分の意思と感覚が切り離されたみたいで紫色の霧が私の躰を包み込むように広がり空も飛べそうな気持ちになる。

膝を立てて両脚を開かれご主人様はいくつもの指を秘部へ挿入しかき回し膣内の壁を擦りながら刺激する。
激しく突き上げてくる快感に逹してしまう。
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