パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第27章 吐露

しばらく沈黙の時間が流れる。

「 そうだ。俺は香音を監禁して拘束して服従させるために性的な暴力を日常的に行い、排泄管理もしていた。食事は一切与えず点滴で栄養摂取をさせた。部屋以外での移動が不可能になるほどギリギリまで筋力を落とさせる為にベットに拘束した。視覚も口内の自由も奪い精神の限界まで追い詰めた。」
「 何の為にだ？そこまでする理由は？…」
「 分からない…。壊れてしまえば自分のものになると思った。だから彼女には別の名前を与え人形になる事を強要した。」
「 人形って言うか…奴隷だろ。それ。」
「 そうだな。人形と言う名の奴隷だ。それなのに彼女の精神は崩壊しなかった。どんな追い詰め方をしても彼女はそれに順応した。」
「 それでお前は彼女の事になるとムキになるのか。」
「 自分でも止められないんだ。あの日も出て行こうとした彼女を…。このままだと心停止してしまうと思っていたのに手を緩められなかった。」
「 俺は行き過ぎたプレイの結果だと思っていたから聞かなかったけど…。あの時、香音さんの両手は拘束されてたのか？」
「 え？どうしてそんな事を聞く？あの日は出て行こうとしていた彼女を無理やりあの部屋に連れて行ったから拘束はしていない。」