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Dollと云う名の奴隷
第11章 変化していく躰
その日の夜、ご主人様が部屋に来てすぐに私の拘束を解いて目隠しと口枷を外した。
「 出掛けるよ。」
そう言うと部屋を出て行く。
出掛ける時は必ず服を着替えてからて手足の枷も外してくれる。
なのに今日は服も枷もそのままだ。
私が部屋から恐る恐る出るとご主人様が玄関で待っていた。
私はご主人様の所までゆっくりと歩いて行く。
ほとんど動かない生活で筋肉は落ち少しの距離も歩くのがやっとになってきている。
ご主人様は無言のまま私を車に乗せると走り出した。
しばらくすると広くて人気のない駐車場に車を停めた。
ご主人様が外に出て助手席のドアを開ける。
私は何も分からないまま外に出ようとすると
「 服を脱いで。」
ご主人様が無表情で指示する。
私が動けないでいると冷たい声で更にご主人様が続けた。
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