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第13章 嫉妬

それに驚いた島崎さんが手を差し伸べくれた。
ただ、それだけの事だった。

深夜、島崎さんが帰って2人きりになった所でご主人様に部屋に連れ戻された。
「 ルカ、どう言う事？島崎と抱き合ってたよね？」
私が説明しようとするとご主人様は言い訳は聞かないと私に口枷を装着した。服を脱がされて手足にも枷が着けられ両手は天井からぶら下がっている鎖に繋がれた。
ご主人様は壁に掛けてある馬の調教用の鞭を取ると無言で何度も私の躰にその音を響かせた。
それが終わると以前にルカと書かれた名札に「 ご主人様専用Doll」とマジックで書き足し左の乳首にその名札を下げる。

「 この続きの罰はまた明日にする。」
そう言い残すとご主人様は私の拘束を解かずにそのまま部屋を出て行ってしまった。