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幸せの欠片
第4章 新しい躾
 夫の悟は、バスルームに行った。

 その間に麻衣は、さっとシーツだけ直すとベッドの横に膝をついて待つことにした。

「仰向けに寝るんだ」

「はい」

 部屋に戻って来た夫は、ビニールのシートを持っていた。

 ベッドに仰向けになる。

「腰を上げろ」

 言われた通りに腰を上げると、腰の下にビニールシートが敷かれた。

 次に夫が手に持ったのは、ピンク色のデリケートソーン用のシェーバーだった。

「剃毛して、綺麗にしてやる」

「あ……、はい……」

 驚いたが、逆らうなと言われていたので、そのまま受け入れるしかない。

 夫がスィッチを入れると、シェーバーのモーターが動き出し、ビィーンという音を立てた。

 夫は、恥部の毛を掴むと、バリカンの刃を当て始める。

 モーターの音に、ジッという毛の切れる音が混じって、それさえ卑猥な音に聞こえた。

 夫に秘所をじっと見られているのかと思うと恥ずかしい。

 その上、毛を引っ張られるピリッとした小さな痛みと、夫が敏感な部分をつまんだり指で毛をすくう、むず痒さとで、自分でも蜜の溢れるのがわかった。

「体を起こせ」

 火照る体をよじるようにしていると、夫に命令された。

「はい」

「きれいにしてやるから、お前も見ているんだ」

「はい……」

「膝を立てろ」

 言われた通りにすると、夫は両足を思い切り開いた。

「きゃあぁ」

「見てみろ」

「はい」

「どうだ、ぐしょぐしょだろう?」

 夫はわざと花びらを開き、花芯を溺れさせている液体を指ですくって見せた。

「あぁ・・・・・・ん、はい、あぁ……」

 クチュ、クチュ、クチュという音とビィーンというモーターの音が艶かしく体を震わせた。

 全体が短くなるまでバリカンでカットした後、T字のカミソリを使って、残った部分を剃る。

 すると、ツルツルの恥ずかしい丘が盛り上がり、花芯がよく見えるようになった。

「よし、綺麗になったぞ」

「はい、ありがとうございます」

 夫は、切った毛を綺麗にまとめると、そのままビニールシートに包んだ。

「シャワーをして来てもいいですか?」

「あぁ、そうだな。行って来い」

 
 
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