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幸せの欠片
第6章 特別室
「麻衣さん、何か、ご主人に隠し事をしていませんか?」
「え?……、あ、はい」
「しているのですね?」
櫂の手の動きが強くなる。
服の上からと言っても、ベリーダンスの衣装は薄い布切れ一枚だ。
ほとんど、直に触れられているのと変わりがない。
「……」
「白状なさい。ご主人にお話はしませんから」
「……はい」
「しているのですね」
「はい」
「浮気をしたのですか?」
「いいえ、そんなことはしません」
「じゃあ、何をしたのですか?」
「私は何もしていないのです」
「ふむ。では、何を隠しているのですか?」
「それが……」
「ちゃんと答えられないと、またお仕置きですよ」
櫂の手の動きが一瞬止まった。
「あぁ……言います……」
「はい。では、聞きましょう」
「ち、痴漢に遭ったのです」
「痴漢ですか? どこでです?」
「電車の中でした」
「どうして、それを隠しているのですか?」
「は、激しかったのです」
「ほう。どんな風に?」
「ストッキングを破かれて、下着も切られてしまいました」
「それは、激しいですね」
「はい」
「そうして、触られたのですか?」
「はい……」
「それだけですか?」
「い、いいえ」
「指を入れられた?」
「それもあります」
「じゃあ、別のものも入れられたのですか?」
「はい……」
「何を入れられたのですか?」
「あの、硬いものを……」
「硬いもの? そんなのでは、わかりません。具体的に仰ってください。何を入れられたのですか?」
「ぺ、ペニスです」
「ほお、それは大胆ですね。強姦だ」
「は、はい」
「痛かったですか?」
「いいえ、そんなには……」
「麻衣さん、あなた濡れていたのですか?」
「そういうつもりはありません」
「濡れていなければ、挿入できないでしょう?」
「はい、……す、少し濡れていたかもしれません」
「知らない男を濡らして迎え入れたのですね?」
「いえ、その前に胸を触られて……相手は、一人ではなかったのです」
「ほお、何人ですか?」
「わかりませんが、確実に二人はいました」
「二人に入れてもらった?」
「そんなのじゃありません。無理やりでした……」
「濡れて迎え入れたのは、無理やりとは言わないでしょう?」
櫂の手が秘所に伸びた。
「え?……、あ、はい」
「しているのですね?」
櫂の手の動きが強くなる。
服の上からと言っても、ベリーダンスの衣装は薄い布切れ一枚だ。
ほとんど、直に触れられているのと変わりがない。
「……」
「白状なさい。ご主人にお話はしませんから」
「……はい」
「しているのですね」
「はい」
「浮気をしたのですか?」
「いいえ、そんなことはしません」
「じゃあ、何をしたのですか?」
「私は何もしていないのです」
「ふむ。では、何を隠しているのですか?」
「それが……」
「ちゃんと答えられないと、またお仕置きですよ」
櫂の手の動きが一瞬止まった。
「あぁ……言います……」
「はい。では、聞きましょう」
「ち、痴漢に遭ったのです」
「痴漢ですか? どこでです?」
「電車の中でした」
「どうして、それを隠しているのですか?」
「は、激しかったのです」
「ほう。どんな風に?」
「ストッキングを破かれて、下着も切られてしまいました」
「それは、激しいですね」
「はい」
「そうして、触られたのですか?」
「はい……」
「それだけですか?」
「い、いいえ」
「指を入れられた?」
「それもあります」
「じゃあ、別のものも入れられたのですか?」
「はい……」
「何を入れられたのですか?」
「あの、硬いものを……」
「硬いもの? そんなのでは、わかりません。具体的に仰ってください。何を入れられたのですか?」
「ぺ、ペニスです」
「ほお、それは大胆ですね。強姦だ」
「は、はい」
「痛かったですか?」
「いいえ、そんなには……」
「麻衣さん、あなた濡れていたのですか?」
「そういうつもりはありません」
「濡れていなければ、挿入できないでしょう?」
「はい、……す、少し濡れていたかもしれません」
「知らない男を濡らして迎え入れたのですね?」
「いえ、その前に胸を触られて……相手は、一人ではなかったのです」
「ほお、何人ですか?」
「わかりませんが、確実に二人はいました」
「二人に入れてもらった?」
「そんなのじゃありません。無理やりでした……」
「濡れて迎え入れたのは、無理やりとは言わないでしょう?」
櫂の手が秘所に伸びた。