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幸せの欠片
第2章 痴漢
そのまま男は、乳首を探すように、服の上から強く指でつまみ始めた。
唇を噛みながら為す術もなく俯く自分が情けない。
下を向いた時、男達がサラリーマン風のスーツを着ているのが見えた。
せめて相手の顔を何とか見ようともがいていると、左のお尻をぎゅっと掴まれる。
「嫌ぁ・・・・・・!」
ささやくような声にしかならなかったが、抗議をした。
痛みよりも、恥ずかしさが先に立っていた。
どうして私なんかを狙ったんだろう。
もっと若くて可愛いひとがたくさん乗っているのに・・・・・・。
でも、今はそんなことを考えている場合じゃなかった。
お尻を掴んだ手は、下から持ち上げて、つねる様にした後、一旦離れた。
けれど今度は全体の形を確かめるように撫で上げる。
痛いのもつらいが、撫でられるのも次に何をされるのかと思うと怖かった。
胸を掴んだ指は上手く乳首を探り当て、的確につまんでは捻り上げてから放す、という行為を繰り返している。
乳首を強くつままれると、痴漢になど触られて感じるはずがないのに、神経が子宮に伝わり、キューンとした。
右のお尻も乳首と同じくらいに強くつねられた。
お尻の痛みは乳首の痛みと一緒に子宮に伝わる神経に絡まり、キューンという感覚をいっそう強くさせる。
次にいきなりぐいっと指が襲って来た時、はっきり気が付いたのは、扉側と真後ろにいる二人の男は仲間で、両方から触られているということだった。
いや、もしかすると、左側の男も仲間かもしれない。
そうでなければ、この二人の行為に全く気付かないはずはないと思った。
パンティーのクロッチ部分の真ん中辺りを、ぐっと突き刺されるような感じがした。
右の男の手は、休むことなく乳首と右のお尻を一定のリズムで捻り続ける。
こんなひどいことをされているのに感じるはずがない、と思うのに、身体の芯が熱くなっているのは否定できない。
羞恥も手伝って、耳の裏までが熱くなり、赤面しているのを感じる。
「あ、あぁ・・・・・・」
息が漏れたが、必死で脚をきつく閉じる。
すると、指はあっさりと引いて行った。
唇を噛みながら為す術もなく俯く自分が情けない。
下を向いた時、男達がサラリーマン風のスーツを着ているのが見えた。
せめて相手の顔を何とか見ようともがいていると、左のお尻をぎゅっと掴まれる。
「嫌ぁ・・・・・・!」
ささやくような声にしかならなかったが、抗議をした。
痛みよりも、恥ずかしさが先に立っていた。
どうして私なんかを狙ったんだろう。
もっと若くて可愛いひとがたくさん乗っているのに・・・・・・。
でも、今はそんなことを考えている場合じゃなかった。
お尻を掴んだ手は、下から持ち上げて、つねる様にした後、一旦離れた。
けれど今度は全体の形を確かめるように撫で上げる。
痛いのもつらいが、撫でられるのも次に何をされるのかと思うと怖かった。
胸を掴んだ指は上手く乳首を探り当て、的確につまんでは捻り上げてから放す、という行為を繰り返している。
乳首を強くつままれると、痴漢になど触られて感じるはずがないのに、神経が子宮に伝わり、キューンとした。
右のお尻も乳首と同じくらいに強くつねられた。
お尻の痛みは乳首の痛みと一緒に子宮に伝わる神経に絡まり、キューンという感覚をいっそう強くさせる。
次にいきなりぐいっと指が襲って来た時、はっきり気が付いたのは、扉側と真後ろにいる二人の男は仲間で、両方から触られているということだった。
いや、もしかすると、左側の男も仲間かもしれない。
そうでなければ、この二人の行為に全く気付かないはずはないと思った。
パンティーのクロッチ部分の真ん中辺りを、ぐっと突き刺されるような感じがした。
右の男の手は、休むことなく乳首と右のお尻を一定のリズムで捻り続ける。
こんなひどいことをされているのに感じるはずがない、と思うのに、身体の芯が熱くなっているのは否定できない。
羞恥も手伝って、耳の裏までが熱くなり、赤面しているのを感じる。
「あ、あぁ・・・・・・」
息が漏れたが、必死で脚をきつく閉じる。
すると、指はあっさりと引いて行った。