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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第9章 鳥かごの中で・・・
なんで?・・・




俺らの前に
ひょこっと姿を現したのは




まさかのマリアだった。







『あ…あ~~と・・・』


『私、BLTサンドとカフェオレ!』



注文するミユを横目に
俺は一瞬フリーズ・・・



『な・・・んで?』



『ナンデ…って、私』




まさか会えると思わなかったから

少し焦ったんだ。





一瞬のことで
注文をとりおえたマリアは
すぐに厨房に走って行った。



「マスター?あの子前からいたっけ?」



俺の隣の常連客らしき人が
マスターに聞いていた。




『ああ、いたよ?~普段は
キッチンにいるから表に出ないんだ♪
今日は特別さ』


「なんだよ~もったいぶって
人が悪いなマスター(笑)
看板娘になれるじゃない~?」



どうやら今日は人が足りなくて
マリアも表に出てたらしい。






『お待たせしました』


そうこうしてるうちに
マリアが俺らの席に
料理を運んで来た。


『ごゆっくりどうぞ』




・・・なんだよ


その完璧な笑顔はよっ・・・?





『ねぇシノくん?知り合い?』

『は・・・?』



『さっきの子?』

『や・・・あー、と』




『ん?お客さんマリアの知り合い?』

俺とミユの会話を聞いてたのか
気さくなオッチャン・・・


マスターがコーヒー煎れながら
俺に声をかけてきた。



『は、まぁ…はい』


『なんだ!それならそうと言ってくれよ♪

あ、ちょっとちょっと!
マリアちゃん呼んでくれるか~??』



「はぁ~い」



マスターが別のバイトの子に
声をかけると
間もなくしてマリアが出てきた。





『あの・・・。~~はい、…はい』


マスターに何か言われて
再び厨房に戻る。






『し、失礼します・・・あの良かったら』





『???』





マリアが俺とミユの間に

デザートの乗った皿を置いた。





『店長から…カップルにサービス
だそうです・・・』







『えー?!いいんですか?わぁい』

『や…なんかすまん・・・って?』





か・・・かっぷる?






『や!ちっ…ちっげぇーよっ!!?』



去ろうとするマリアに向かって
雄叫びあげてしまった
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