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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第15章 命の・・・重さ
もしも俺の子だったら?


普通のカップルだったら…



俺は…両手ばなしで喜んだかもな?



テンプレ通りの…

お手本通りの

〃バカで単純な男〃の鏡みてぇな

俺だから?




そりゃ喜んだぜ、きっと。


マジかよ!?っしゃぁ俺頑張るゼ!?


とーちゃんになるんだぜ~?!

とかって?



あー…まぁ一瞬パニックとか
あったかもな?ハハ…



でも・・・嬉しかったと思うぜ。




俺が勝手に日記みただけで
あんまマリア本人から聞いたことはないけど

〃赤ちゃん産んで、お母さんになる…〃

マリアが望んでたことでもあるからな。



俺…そういう場面に遭遇したり
経験したことねぇけどさ


もし……って想像したら
俺…やっぱり喜んだと思うぜ。





・・・でもそれは


普通の…なにも弊害のない状況ならだ。






今もしそれが起こったら

どえらい事だった。




離婚協議中に

他の男の子を身籠るなんて



言ってしまえば、相手に…

マリアの旦那に
訴えられる可能性がある。
いや…確実に。

俺も、マリアも…。


他にも戸籍の問題やらなにやら…

無限大の混乱を招く。




だから…悲しいけどな


俺の子じゃないのは…


不幸中の幸い…なんだ。


せめてもの・・・。




悲しいけどな。










改めて…言っておく






マリアのお腹の子は



旦那の・・・あの男の子だ。













だったら、まだいいじゃん?



良くはないけど
最悪の結果を考えたら
まだいいじゃん?



とか…

そんな声でも聞こえて来そうだけどさ




それも…違うんだぜ?




俺の子ではない・・・


そう断言したマリアが


話を続ける。
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