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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第15章 命の・・・重さ
「橘 まりあ さんですね?」


『・・・はい』




事故防止に本人確認をされる。




外来の場所とは違う

産婦人科の手術室・・・。



なんとも言えない
圧迫感のある部屋・・・空気。



シーンとしていて

少し殺風景・・・



あるのは、道具を乗せる台と



真ん中に・・・鎮座する

手術台。



大きいライトが天井にあって

まだその灯りがついていない手術室は

少し薄暗く感じる。





「タチバナさん…では
手術台に上がって下さい」



『・・・』





ドクン・・・ドクン・・・





静かな手術室は


私の心臓の鼓動が
丸聞こえになるのではないか
というくらい…静寂と緊張感を与えた。







立ち会って準備を進めているのは
40歳・・・前後の看護師さん





テキパキと道具やら何やら
準備したり確認している





その視線が・・・私に向いた









ドクン・・・








「横になって下さい」






手術台に座ってる私に指示をして

そのまま私の前に立った。





ドクン・・・ドクン






普通の診察の時とは違う部屋

診察台とは違う…手術台


診察用の椅子と違って
ベットの形してて
最初から寝ころぶかたちになる



前を隠すカーテンもない


手術台の足元、両脇に
変な形の台が2つ付いてて

この後どうなるのか…

私でもなんとなくわかった。




私は言われたように
手術台に横になった…




「……」


『・・・っ』



前に立った看護師が
何も言わず

そのまま私の手術着の裾を
めくり上げ

私の脚を持ち上げて
脇に付いてる台の上に
膝を曲げる形で乗せた


「……」

『・・・』


右脚・・・左脚・・・


順番に横の脚置きに乗せられて
そのままベルトみたいなもので
脚を固定される。



『・・・~~』



外来の普通の診察の時とは
比べ物にならない程

思い切り脚を左右に開かれて
固定されてる




〃・・・逃げられないんだな〃




そんな言葉や気持ちが


自然と脳裏に浮かぶ
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