この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第18章 捕らえられた・・・かごのとり
ゾワ・・・っ
暖かい…それを上回る
十分な気温があると言うのに
俺の背筋が凍った
それと同時に可能性は確信に変わる
いる・・・・・・ここに
マリアは・・・このドアの向こうにいる
そうでないとしたら
マリアの生存している可能性さえ
どんどん下がっていく
そんな事態だと思う
ゾクゾク・・・
俺は段々と身震いしてきて
だけど
俺には、それ以上の
確かめる術がなかった
どうする・・・どうする・・・
ドアを叩く訳にもいかなければ
そうしたとこで応答がある訳じゃない
むしろ、目立って大声出したり
他の住人の目につくようなことしたら
絶対的にマズイ
無関係な俺が
コソコソと侵入して
マンション内をうろうろしてること自体
かなり・・・マズイ
どうする・・・どうする・・・
『・・・』
俺はチラリと…
出来るだけマンションの…建物の
おおよその構造を見渡した
そして…マリアのこの世帯
ここの家は・・・幸いにも角部屋だ
『・・・』
よし・・・。
ありとあらゆる意味で
長居は出来ない
やれることしか
できない
俺はフロアの…その角部屋のさらに奥
策を越えて
非常階段へと足を踏み入れた
マズイこと・・・あぁしてるぜ?
目立たない格好してきたけどな
目立つような行動してたり
妙ちくりんなことして
誰かに見られたら
即アウトだろぉな・・・
そしたら・・・そん時だ
おとなしく…お縄につくしか
ねぇだろぉよ
そんくらいのこと
しようとしてる
でも…それしか
確かめる術がなかったから
暖かい…それを上回る
十分な気温があると言うのに
俺の背筋が凍った
それと同時に可能性は確信に変わる
いる・・・・・・ここに
マリアは・・・このドアの向こうにいる
そうでないとしたら
マリアの生存している可能性さえ
どんどん下がっていく
そんな事態だと思う
ゾクゾク・・・
俺は段々と身震いしてきて
だけど
俺には、それ以上の
確かめる術がなかった
どうする・・・どうする・・・
ドアを叩く訳にもいかなければ
そうしたとこで応答がある訳じゃない
むしろ、目立って大声出したり
他の住人の目につくようなことしたら
絶対的にマズイ
無関係な俺が
コソコソと侵入して
マンション内をうろうろしてること自体
かなり・・・マズイ
どうする・・・どうする・・・
『・・・』
俺はチラリと…
出来るだけマンションの…建物の
おおよその構造を見渡した
そして…マリアのこの世帯
ここの家は・・・幸いにも角部屋だ
『・・・』
よし・・・。
ありとあらゆる意味で
長居は出来ない
やれることしか
できない
俺はフロアの…その角部屋のさらに奥
策を越えて
非常階段へと足を踏み入れた
マズイこと・・・あぁしてるぜ?
目立たない格好してきたけどな
目立つような行動してたり
妙ちくりんなことして
誰かに見られたら
即アウトだろぉな・・・
そしたら・・・そん時だ
おとなしく…お縄につくしか
ねぇだろぉよ
そんくらいのこと
しようとしてる
でも…それしか
確かめる術がなかったから