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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第3章 家出娘の正体は・・・
聞くべきじゃない…

下手に介入しない方がいい。


〃「君も大変だね。頑張って~」〃

とでも
なんとでもいい。

社交辞令でも言って
さっさと見送った方がいい。



でも……なんでだろうな俺



なんか罪悪感…ていうか

このまま帰すのが心配ってか

なんか可哀想でさ。



警察に行かなかったの
本気でちょっと後悔してた。


だって俺が警察に届けてたら
その親のがヤバいだろ?


〃児童〃虐待…にはならんだろうけど
なんらかのおとがめなり警告なりは
警察がしてくれたかもしんねぇ。


なんでコイツ・・・

助けを求めないのかな、って。






『なんで?…君にそこまでするの?』



その親父…
絶対おかしいじゃねぇか。



『……いつものこと。私も悪いから』





いつものこと…

ってのがまずおかしいしさ




『だからって……さ』




やり過ぎだって。




『あの、本当にごめんなさい。
迷惑かけちゃって。…ありがとう本当に』




遮られてしまった。




『帰って……大丈夫なの?ほんとに』




『ん・・・。大丈夫。
向こうも、アタマ冷えてると思う。
いつもそうだから』




『そ……か』




首突っ込んだところで・・・

何ができるワケでもないから。
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