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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第23章 逃避行・・・
『行く・・・って?』
マリアがベットの上で
パンツ丸見えで座ったまま
ポカンとしていた
『・・・旦那が…捜してる』
『・・・っ』
その一言を聞いただけで
マリアがブルっと震えた
『そりゃ…お前もわかってんだろ?』
だからこんな風に…隠れて生きて
『…っ、どこにでも現れるんだから
ゆぅちゃん…ホントに
まさか今回まで現れると
さすがに思わなかったよ私…』
『マリア・・・』
『かと思ったら…あの人の差しがね?』
『え?』
『脅された?…会社クビにするとか
何か言われた?された?』
『何・・・いってんだよ?』
『仕事…変わったり…何か影響とか
してない・・・?…よね…ぇ』
マリアが露骨にうろたえて
少し涙声になる
『マリア・・・それより』
『あの人・・・調べてた』
『え・・・』
『ゆぅちゃんのこと…どこかに依頼して。
その書類…見つけて…私』
『マリア・・・まさかお前、それを…』
『大丈夫なの?…っ、グス』
『マリア・・・それあの人を
問い詰めて…お前…』
それで…こんな
ボロボロになるまで殴られて・・・
『ねぇ…大丈夫なの?
何か脅されて…私を捜せって…』
『・・・』
『そうなの?!聞いたらダメだよっ
あの人はそういう人!!
こっちを優位にさせるように見せて
結局はどこまでもっ・・・』
『・・・ふざけんなよ』
『ねぇ…っ、ゆぅちゃん、そうなの!?』
『ふざけんなよっ!!!』
マリアは・・・マリアは結局
俺のせいで…
『旦那が俺の事を調べてた?
それがなんだよ・・・だからなんだよ!?
ほっときゃよかっただろうがっ!!!』
マリアは・・・俺のために
『自分の事を…まず考えろって
俺・・・あんだけ言っただろぉが…っ』
したらせめて…
ここまでやられずに済んだだろうが
『ゆぅ…っ…』
『・・・っ』
俺はマリアの細い体を
折れそうな程に抱き締めた
マリアがベットの上で
パンツ丸見えで座ったまま
ポカンとしていた
『・・・旦那が…捜してる』
『・・・っ』
その一言を聞いただけで
マリアがブルっと震えた
『そりゃ…お前もわかってんだろ?』
だからこんな風に…隠れて生きて
『…っ、どこにでも現れるんだから
ゆぅちゃん…ホントに
まさか今回まで現れると
さすがに思わなかったよ私…』
『マリア・・・』
『かと思ったら…あの人の差しがね?』
『え?』
『脅された?…会社クビにするとか
何か言われた?された?』
『何・・・いってんだよ?』
『仕事…変わったり…何か影響とか
してない・・・?…よね…ぇ』
マリアが露骨にうろたえて
少し涙声になる
『マリア・・・それより』
『あの人・・・調べてた』
『え・・・』
『ゆぅちゃんのこと…どこかに依頼して。
その書類…見つけて…私』
『マリア・・・まさかお前、それを…』
『大丈夫なの?…っ、グス』
『マリア・・・それあの人を
問い詰めて…お前…』
それで…こんな
ボロボロになるまで殴られて・・・
『ねぇ…大丈夫なの?
何か脅されて…私を捜せって…』
『・・・』
『そうなの?!聞いたらダメだよっ
あの人はそういう人!!
こっちを優位にさせるように見せて
結局はどこまでもっ・・・』
『・・・ふざけんなよ』
『ねぇ…っ、ゆぅちゃん、そうなの!?』
『ふざけんなよっ!!!』
マリアは・・・マリアは結局
俺のせいで…
『旦那が俺の事を調べてた?
それがなんだよ・・・だからなんだよ!?
ほっときゃよかっただろうがっ!!!』
マリアは・・・俺のために
『自分の事を…まず考えろって
俺・・・あんだけ言っただろぉが…っ』
したらせめて…
ここまでやられずに済んだだろうが
『ゆぅ…っ…』
『・・・っ』
俺はマリアの細い体を
折れそうな程に抱き締めた