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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第24章 二人だけの誓い・・・
チャポン・・・
ホテルのバスタブに
マリアを後ろから抱えるようにして
二人で浸かった
ぬるめのお湯・・・のぼせて出る
なんてこともない
ゆっくり…じっくり浸かって
身体の緊張をほぐしていた
『マリア・・・』
『・・・』
さりげに後ろから
肩や首筋にキスしてたんだけど
マリアは特に反応しねぇんだ・・・
終いには俺の後ろに回ってさ
『???』
『荷物・・・重かったでしょ…』
肩を揉んでくれたりしてさ…
呑気…ではないはずなんだけどさ
呑気に二人で…のんびり風呂に浸かって
なんて・・・それも
初めてだった
自然と…照れくささが大してなかったのは
俺とマリアの過ごした月日のせいか
それとも別の何かなのか…
『ん~リフレッシュ…良く眠れそう』
『・・・』
『ベットも広いね♪』
『電気・・・消すぞ?』
『うん』
『おやすみ』
・・・。
ダブルベットに並んで
そっと手を繋ぐ
俺・・・疲れてるはずだけど
なんか
眠りたくなかったんだ・・・
マリアといる空間を
少しでも感じてたくて…
マリアといる…マリアが隣にいるって
一秒でも長く・・・感じてたくて
なんで・・・?
こんなことを…続けられない
必ず・・・〃終わりがある〃
それが…わかっていたから・・・?
やめろ・・・そんなんじゃねぇ
ただただ…現実逃避するためでも
してるわけでもねぇよ
マリアと一緒にいたい
それだけなんだ
『マリア・・・寝た?』
暗闇の中…手のぬくもりの伝わる
マリアに声をかけた
『・・・ううん』
『眠れないの?』
『・・・ちょっと…だけね』
『・・・』
『ゆぅちゃんも・・・???』
『もっと・・・こっち来いよ』
握った手を引き寄せて
もう片方の手も繋ぐ
『チュ・・・』
暗闇に…慣れてきた目で
マリアを探し
自然と唇を重ねた
俺の一番好きなぬくもり
『マリア・・・』
『っ・・・ダメ…っ』
マリアが俺を拒否する理由が
わからない訳ではないが
やっぱり少し切なかった
ホテルのバスタブに
マリアを後ろから抱えるようにして
二人で浸かった
ぬるめのお湯・・・のぼせて出る
なんてこともない
ゆっくり…じっくり浸かって
身体の緊張をほぐしていた
『マリア・・・』
『・・・』
さりげに後ろから
肩や首筋にキスしてたんだけど
マリアは特に反応しねぇんだ・・・
終いには俺の後ろに回ってさ
『???』
『荷物・・・重かったでしょ…』
肩を揉んでくれたりしてさ…
呑気…ではないはずなんだけどさ
呑気に二人で…のんびり風呂に浸かって
なんて・・・それも
初めてだった
自然と…照れくささが大してなかったのは
俺とマリアの過ごした月日のせいか
それとも別の何かなのか…
『ん~リフレッシュ…良く眠れそう』
『・・・』
『ベットも広いね♪』
『電気・・・消すぞ?』
『うん』
『おやすみ』
・・・。
ダブルベットに並んで
そっと手を繋ぐ
俺・・・疲れてるはずだけど
なんか
眠りたくなかったんだ・・・
マリアといる空間を
少しでも感じてたくて…
マリアといる…マリアが隣にいるって
一秒でも長く・・・感じてたくて
なんで・・・?
こんなことを…続けられない
必ず・・・〃終わりがある〃
それが…わかっていたから・・・?
やめろ・・・そんなんじゃねぇ
ただただ…現実逃避するためでも
してるわけでもねぇよ
マリアと一緒にいたい
それだけなんだ
『マリア・・・寝た?』
暗闇の中…手のぬくもりの伝わる
マリアに声をかけた
『・・・ううん』
『眠れないの?』
『・・・ちょっと…だけね』
『・・・』
『ゆぅちゃんも・・・???』
『もっと・・・こっち来いよ』
握った手を引き寄せて
もう片方の手も繋ぐ
『チュ・・・』
暗闇に…慣れてきた目で
マリアを探し
自然と唇を重ねた
俺の一番好きなぬくもり
『マリア・・・』
『っ・・・ダメ…っ』
マリアが俺を拒否する理由が
わからない訳ではないが
やっぱり少し切なかった