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第24章 二人だけの誓い・・・

辛い記憶を…ひとつでも
１日でも早くマリアから消し去りたい


悪い毒を少し出せた気分な俺らは
結局眠らずに


抱き合ったまま・・・。






『ゆぅちゃん、疲れたでしょ…』


『ん・・・まぁな？』




ﾓｿﾞﾓｿﾞ…





『なに・・・してるの？』




『ん～～・・・毒消し？』





マリアの嫌な記憶は

マジで…残らず消えてくれ





飽きたらずに…
マリアと腕や脚を絡める




『汗・・・かいちゃってるょ』




身体中にキスする俺に
マリアは自重気味に…
恥ずかしそうにためらう




『ん・・・しょっぱい(笑)』






『～～！！？…だ、から…ﾔﾀﾞって…ば』






『・・・いーから♪』





ﾁｭ・・・ﾁｭ・・・



ﾁｭ…





マリアを恥ずかしがらせて
少しごまかしてた…





マリアの身体に残るアザや
ヤケドの痕に…そっとキスする





俺の懺悔・・・




コイツを…守れなかった




マリアを守れなかった俺の

償いにさえならない

独りよがりの…



内緒の…罪滅ぼし













『ゆぅちゃん・・・』


『・・・』




脚開かせたらマリアが少しためらった





『するの？・・・まだ？？』


『わりぃか？(笑)』







『腰・・・いたい』



『俺も・・・(笑)』







『でも…いっか』


『ケツまで濡らして…何言ってやがる(笑)』






結局真夜中まで愛し合う…呆れるくらいに








『いいだろ…せっかく、二人きりなんだから』








つぅか…ホテルだし


わりぃかよ…？





なんて…開き直りして




俺はマリアを抱いた




自由な気持ちで愛し合うみたいに




俺自身の・・・そして


マリアの〃記憶〃がなくなるまで


マリアを抱いた