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第4章 幸せじゃ・・・ないのかよ？

『旦那サンて、いくつ？』

『…同い年』



『へぇ…大したもんだね？』

『どうして？』



『若いのにさ、一人で嫁さん
養ってんだろ？

そういう男気と甲斐性のないやつ？
ゴロゴロいるんだぜ？

会社の上司とかさ、言ったらまぁ
古い人間がよく嘆いてんだけどさ

現代は、草食男子だのなんだの
〃情けない男〃が多い～とかってよ』



『情けなくなんか・・・ないと思う。』




『・・・』


『男の人だから・・・世間体とか
格好つけたり、ある程度の見栄とか
プライド？とか、あるかもしれないけど

二人なんだから…
夫婦なんだから

体裁とか、形にこだわらなくても
二人いるなら、協力しあって
助け合ってるほうが

よっぽど素敵な…
良い夫婦じゃないのかな。

まぁ・・・人それぞれだけど』



『あぁ……そう』






どっちにしても……
なんか話を重たくしちまうっていうね…
なんか・・・ウン(苦笑)






『ぶっちゃけだけどさ旦那サン？
心配してなかった？この間』


『心配…っていうか、翌日は
平謝りしてくるから』



謝ってくるなら……マトモじゃん？

とか

一見、思えるんだけどさ






疑惑が生じてしまうんだ・・・


俺の目にした数々の情報に
度々引っかかっちまうんだ・・・・





目を…耳を疑うような

ひどいことをしたり
言ったりして

次の日には

それこそ土下座して
平謝りする




・・・典型的な


ＤＶ男の例。




なんて情報なんかに・・・