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他人妻のシモの御世話をしております独身♂55才です
第24章 油汗
前章で話すネタに事欠かないと書きましたが
実はこんな事がありまして、そこそこ焦っております。

釣り仲間の忘年会の日程を決めてくれとなりまして、無職風来坊の暇人私が調整しているのですが、その連絡の電話を旦那くんへしました。

私の本宅でしたので、傍に他人妻はおりません。
旦那くんとの単独対談です。


で 流石の私も相当焦りましたんです。

何がありましたかと言いますと、
ダンナ「日程分かりました 私に合わせて貰うなんて申し訳ないです」

ここで旦那くんの
“ところで”
が入りました。

ダンナ「ところでサトさん、付き合ってる方いるんですか」
わたし「はぁ? 何で?」
ダンナ「 Xさんとこないだ電話してたら」
わたし「おぅ..」←何かやばい予感

Xってのは、自分ちと比較的家が近い近所に住んでる元職の同僚で、生活圏・行動圏が私(達)と同じなのです。

ダンナ「彼女いるみたいだぞって言うんですよ」
わたし「俺に? 何で?」
ダンナ「女がサトさんの車に乗ってるのを何回か見かけたって言うんですよ」

“何回か”って、複数か‼︎

わたし「ぁん 女⁉︎ 幽霊か⁉︎」
ダンナ「彼女ですか 」
わたし「この歳で彼女なんかいねえわ」

ダンナ「ホントですか? サトさん モテるから」
わたし「箸と茶碗ぐらいは持てる」

ダンナ「Xさんが 人妻でねえかあれって冗談言ってました」
わたし「あの野郎 ふざけんなって w;」アセアセアセアセ

こりゃ 旦那くんがカマ掛けて来てるなと思いました。
Xさんに見られてしまったかなと。

遠い昔の青年の頃の話で、私が人妻と不倫していると言うまことしやかな噂話が、職場で広がった事があります。Xはその時からの同僚です。

まことしやかな話は、実際、誠の話でしたが..
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