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蕾の開く頃
第11章 気持ちの問題
『こんにちはー』
『おー華ちゃん、徹君も上がって上がって』
『お邪魔しまーす』
徹(とおる)はお兄ちゃんの名前だ。
『おー華ちゃん、べっぴんさんになって』
『おじさーん、元気でした?』
『徹君も元気だったかー?』
『おじさん酔ってますねー』
『昼間の酒はいーぞー?飲め飲め』
『オレまだ未成年で』
『黙ってるさー飲め飲め』
『おじさんお酒くさーい』
『大人になればこうなるんだよぉー』
『嫌だーひゃっ』
華の頬に冷たい感覚があたった。
『華、久々。これ、華の好きなジンジャーエール』
『ヒロ兄ー』
『華の隣、よっと』
華の横にヒロが座った。
『華何年ぶりかなー』
『3年ぶりだよー』
『小学校以来かー』
『大人になったでしょー?』
『あぁ、色っぽくなった』
ヒロ兄に言われて赤面になった。
華の初恋はヒロであった。
華と徹はヒロに昔から良くしてもらっていて長い付き合いだ。
『ジンジャーエール味変わったね』
『えっ?それ俺の酒……』
『えっ……?』
フワフワしてる……。
『華大丈夫か?』
『ちょっとヤバいね、徹俺の部屋に華連れてくわ』
『オレも運ぼうか?』
ひょい
ヒロは華を軽々お姫様抱っこした。
『華は昔から軽いな、大丈夫俺一人で運ぶよ』
『おー華ちゃん、徹君も上がって上がって』
『お邪魔しまーす』
徹(とおる)はお兄ちゃんの名前だ。
『おー華ちゃん、べっぴんさんになって』
『おじさーん、元気でした?』
『徹君も元気だったかー?』
『おじさん酔ってますねー』
『昼間の酒はいーぞー?飲め飲め』
『オレまだ未成年で』
『黙ってるさー飲め飲め』
『おじさんお酒くさーい』
『大人になればこうなるんだよぉー』
『嫌だーひゃっ』
華の頬に冷たい感覚があたった。
『華、久々。これ、華の好きなジンジャーエール』
『ヒロ兄ー』
『華の隣、よっと』
華の横にヒロが座った。
『華何年ぶりかなー』
『3年ぶりだよー』
『小学校以来かー』
『大人になったでしょー?』
『あぁ、色っぽくなった』
ヒロ兄に言われて赤面になった。
華の初恋はヒロであった。
華と徹はヒロに昔から良くしてもらっていて長い付き合いだ。
『ジンジャーエール味変わったね』
『えっ?それ俺の酒……』
『えっ……?』
フワフワしてる……。
『華大丈夫か?』
『ちょっとヤバいね、徹俺の部屋に華連れてくわ』
『オレも運ぼうか?』
ひょい
ヒロは華を軽々お姫様抱っこした。
『華は昔から軽いな、大丈夫俺一人で運ぶよ』